
- 仮想通貨投資を始めたいと思うけど何か危なそうで不安…
- 仮想通貨には結局どんなメリットがあるのかよくわからない…
- 初心者が知っておくべき仮想通貨のメリットとデメリットを教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
仮想通貨は投資のみならず、新しいテクノロジーに触れられるきっかけにもなり、今のうちに触れておいて損はありません。
ただ仮想通貨に関して何も知らずに始めると、予期せぬことで大切な資産を失います。
自分で資産を増やし守っていくためには、仮想通貨のメリットだけでなくデメリットも理解した上で、投資することが重要です。
この記事では、初心者向けに仮想通貨のメリットとデメリットを簡潔に解説しています。
本記事を読めば、仮想通貨投資のリスクを避けつつ利益を享受できるので、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨のメリット3選

①伸びしろが大きく将来性がある
1つ目は伸びしろがあり、将来の発展が見込まれていることです。
仮想通貨に関する需要が増えているからですね。
仮想通貨は世界中に数千種類あるとも言われ、次から次へと新しいものが生まれては消えていきます。
仮想通貨の認知度は徐々に高まっているものの、一般への普及はまだまだ先なのが現状でしょう。
とはいえ、いずれは普段の取引通貨として使用される日も近いかもしれません。
特にビットコインやイーサリアムなどは一定の地位を確立しており、将来性も高いです。
実際に国内の仮想通貨口座数は、約300万口座(2019年8月)から約630万口座(2022年8月)へと、約2倍に増えています。(図1参照)
仮想通貨はリスクがある一方で大きな可能性を秘めている通貨といえるでしょう。
>>【未来のお金?】仮想通貨とは何かをわかりやすく解説|初心者脱却
②少ない資金で大きな利益を狙える
2つ目は少ない金額でも大きなリターンを得られることです。
価格の変動が大きいからですね。
2022年11月は1BTC=300万円前後ですが、半年前は500万円前後でした。
今後も価格は大きく飛躍する可能性があるので、安いうちに買っておけば大きな利益を得られます。
一方で、大きく損する可能性もあるため慎重な投資判断が大切です。
基本的には長期運用で値上がりを待つスタイルがよいでしょう。
>>【5つのコツ】仮想通貨で儲かる仕組みと方法を解説|より安全に増やす
③最新テクノロジーにいち早く触れられる
3つ目は最新テクノロジーを体験できる機会が得られることです。
仮想通貨が参加チケットの役割を果たしているからですね。
例えば、NFTの購入には仮想通貨(イーサリアムなど)が欠かせません。
また、DAO(分散型自律組織)への参加にも、ガバナンストークンと呼ばれる仮想通貨が必要です。
これからの時代を席巻する新たな市場と仮想通貨は切っても切り離せません。
さらに、仮想通貨を形成するブロックチェーンは、データの破壊や改ざんがほぼ不可能なしくみを持ち、今後発展が見込まれます。
特に契約書や公文書などと相性が良いため、飛躍的に普及していくでしょう。

仮想通貨は最新技術を体験できるパスポートといえます。
仮想通貨のデメリット3選

①価格変動がとても大きい
1つ目は価格変動が非常に大きいことです。
価格が安定していないからですね。
取引量No.1のビットコインでも毎月50万円単位で価格が動いています。
価格は需要と供給で決まり世界情勢にも大きく左右され、中々安定せず予測もできません。
仮想通貨はハイリスクハイリターンの投資です。
なるべく時価総額が高く需要がある通貨を選択し、長期的に積み上げて行きましょう。

価格変動の大きさを想定した行動が大切です。
>>【初心者も安心】仮想通貨はビットコインからが最適な3つの理由|ランキング第1位
②国による価値保証がない
2つ目は国が価値を保証していないことです。
法定通貨ではないからですね。
仮想通貨は基本的にブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳によって管理されています。
特定の管理者がいるわけではないので、誰も価値を保証してくれません。価格暴落や消滅の危機に瀕しても国はノータッチです。
とはいえ、仮想通貨の法整備も徐々に進んでおり、突然無価値にはならないでしょう。
特にビットコインやイーサリアムなど一定の地位を確立している通貨は、今後さらに生活に浸透していくと考えられます。

自分の資産は自分で守る行動が必要です。
>>【やめとくべき?】仮想通貨が危険な理由とリスクから守る方法を解説
③株式に比べ税負担が大きい
3つ目は株式投資に比べて税率が高いことです。
仮想通貨投資の利益は雑所得になるからですね。
雑所得に対しては所得税と住民税がかかります。
住民税は10%で一律ですが、所得税は一律ではありません。
雑所得の所得税は、給与所得など他の所得と合算されてから決まるのです。
税率は所得金額に応じて5%から45%まで段階的に上がっていきます。
一方、株式投資の場合は売却(譲渡)と配当への利益ごとに税金がかかり、税率はともに一律で所得税15%、住民税5%です。
仮想通貨に比べて株式が税制上優遇されていることが分かります。

仮想通貨投資は税率が高いことを理解しておきましょう。
まとめ:仮想通貨のメリット・デメリット

最後にもう一度記事の内容を振り返ります。
- 仮想通貨のメリット3つ
- 伸びしろが大きく将来性がある
- 少ない資金で大きな利益を狙える
- 最新テクノロジーにいち早く触れられる
- 仮想通貨のデメリット3つ
- 価格変動がとても大きい
- 国による価値保証がない
- 株式に比べ税負担が大きい
仮想通貨を何の知識もなく始めてしまうと、思わぬ事態に遭遇して大切な資産を失ってしまいます。
特に初心者は仮想通貨のメリットとデメリットは最低限押さえておきましょう。
何事にも良い面と悪い面があり、バランスよく付き合うことが大切です。
順境に楽観せず、逆境に悲観せず、コツコツ積み上げていきましょう。
投資は急がず淡々と継続することが、より確実に資産を増やすポイントです。
今回は以上となります。ありがとうございました。