
- 今からビットフライヤーで積立設定しようと思っているんだけど…
- 積立投資とか難しそうだし時間もかかりそうでめんどくさいな
- 初心者でも簡単に仮想通貨を積立投資する方法を教えてほしい!
ビットフライヤーは業界最長 7年以上ハッキングゼロを実現している安心して利用できる国内仮想通貨取引所です。
毎日1円から仮想通貨を購入できるため、仮想通貨投資を始めやすい取引所といえるでしょう。
さらに積立プランも豊富で、自分にあった頻度でコツコツ増やしていくのにぴったりです。
実際に積立を約4ヶ月やってみた結果は以下のとおりで、分散して購入ができています。
この記事では、初心者でも操作や手順に迷うことなく簡単にビットフライヤーの積立サービスを利用する方法を解説しています。
アカウント作成済みなら、積立設定には3分もかかりませんので、本記事を参考に設定してみてください。
1円からビットコインが買える
bitFlyerかんたん積立とは

bitFlyerかんたん積立は、仮想通貨を自動で積立できるサービスです。サービス概要は以下のとおり。
項目 | 内容 |
---|---|
積立プラン | 毎日1回 毎週1回 毎月2回 毎月1回 |
最低積立金額 | 1円/月 |
取扱通貨(2023年5月時点) | 全21種(ビットコイン、イーサリアムなど) |
手数料 | 無料(別途販売所スプレッドあり) |
入金方法 | 取引所口座へ入金 |
仮想通貨の積立投資に関するメリットとデメリットは、以下の記事で解説しています。
>>【意味ない?】仮想通貨の積立メリットとデメリットを解説|27枚の試算グラフ公開
bitFlyerのお得な実施中キャンペーン【見逃すと損】

積立設定する前に実施中のキャンペーンを確認しておきましょう。
以下のツイッター公式アカウントから確認できます。
キャンペーンは適宜行われるので、条件などを確認してお得に始めましょう。
bitFlyerかんたん積立の始め方【簡単3ステップ】
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仮想通貨積立の設定手順は以下のとおりです。
- ビットフライヤーのアカウント開設
- 積立の設定
- 日本円の入金
実際の画面を確認しながら進めましょう。
(1)アカウント開設
積立設定するに当たり、まずはビットフライヤーのアカウントが必要です。
アカウントを作成していない場合は、以下の記事を参考に実施してください。
>>【誰でも簡単】ビットフライヤーで仮想通貨口座を開設する方法【画像付き】
アカウント作成済の場合は、こちらのURLからログインします。


(2)積立内容の設定
ページにしたがって、積立の設定を進めていきます。
積立内容はあとから変更できるため、いったん最低限のものを入力しておけば大丈夫です。
①積立通貨の選択
積立できる通貨は、ビットコインやイーサリアムなど全21種類(2023年5月時点)です。
特にこだわりがなければ、ビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETC)を選んでおきましょう。
以下はイーサリアムを選択した場合の設定画面です。
>>【初心者も安心】仮想通貨はビットコインからが最適な3つの理由|ランキング第1位
②積立頻度と積立金額の入力
積立頻度は以下の4つから選びます。
- 毎日1回
- 毎週1回
- 毎月2回(1日と15日)
- 毎月1回
積立金額は1円から100万円の範囲で1円単位で設定できます。
はじめは少額にしておくといいでしょう。
>>【大金は不要?】仮想通貨初心者はいくらから始めるべきか解説|少額でOK!
③積立内容の確認
最後に積立内容を確認して確定します。
④積立設定の完了通知
設定が終わると、以下の設定完了画面が表示されます。

以上で積立の設定は完了です。
- 引き落とし日程
- 引き落としは指定したタイミングの任意の時刻に実行されます。 アカウントの日本円残高が足りないと引き落としされないため、事前に積立金額を入金しておきましょう。
第 4 条(積立の実行)
1. 当社は、第2条のお客様の指定に従い、お客様が指定したタイミングの当社の任意の時刻に取引を実行します。なお、購入数量は、当該時刻の当社販売所のレートに基づき算出されます。
bitFlyer かんたん積立利用規約
(3)日本円の入金
積立設定した金額をビットフライヤーへ入金します。
以下の画面を参照して手続きを進めましょう。
ビットフライヤーのホーム画面から「入出金」を押してください。
①入金方法の選択
日本円の入金方法は以下3種類です。
- 銀行振込
- インターネットバンキングで入金
- コンビニから入金
以下では銀行振込の方法を紹介します。


②振り込み先の選択
振り込み先の銀行は以下2つです。
- 三井住友銀行
- 住信SBIネット銀行
ビットフライヤーに登録した自分の銀行口座から、下記どちらかのビットフライヤー口座へ振り込みます。
三井住友銀行

住信SBIネット銀行
bitFlyerかんたん積立の手数料

積立には購入価格と売却価格の差であるスプレッド負担料がかかります。
販売所での購入になるからですね。
具体的には、積立額の5〜7%程度と考えるといいでしょう。(以下表1、2参照)


BTC/円(2022/10/09) | |
---|---|
買い注文(a) | 2,906,593 |
売り注文(b) | 2,736,715 |
スプレッド(c=a-b) | 169,878 |
スプレッド負担率(c/a) | 5.8% |


ETH/円(2022/10/09) | |
---|---|
買い注文(a) | 197,629 |
売り注文(b) | 184,290 |
スプレッド(c=a-b) | 13,339 |
スプレッド負担率(c/a) | 6.7% |
上記をもとに算出した負担額の目安は以下表のとおりです。
積立額 | ビットコインのスプレッド負担額 | イーサリアムのスプレッド負担額 |
---|---|---|
¥10 | ¥0.6 | ¥0.7 |
¥100 | ¥5.8 | ¥6.7 |
¥1,000 | ¥58.4 | ¥67.5 |
¥10,000 | ¥584.5 | ¥675.0 |
¥100,000 | ¥5,844.6 | ¥6,749.5 |
なお積立サービス利用に関して他に手数料は発生しません。
その代わりにスプレッド負担額が発生すると考えて割り切るしかないでしょう。

ビットフライヤーの積立サービスには数%程度の実質手数料がかかります。
bitFlyerかんたん積立の最適な頻度【徹底検証】

結論から言うと毎日積立がおすすめです。
より細かく分散ができてリスクを減らせるからですね。
実際に積立頻度による価格変動リスクを検証してみました。期間は2022年5月から2023年5月までです。
(1)毎月つみたて価格差
毎月単位の場合、約50万円単位で価格が動き、月によっては振れ幅が100万円を超えます。(以下表4、図1参照)
毎月価格差とは、月単位での価格変化の指標です。
例えば、2022/5/1の価格が500円、2022/6/1の価格が800円の場合、差額300円が毎月価格差です。

日付 | 毎月価格差 | BTC参考価格(bitFlyer) |
---|---|---|
2022/4/1 | – | 5,517,922.95 |
2022/5/1 | -595,705 | 4,922,218.11 |
2022/6/1 | -834,700 | 4,087,518.42 |
2022/7/1 | -1,492,085 | 2,595,433.10 |
2022/8/1 | 481,404 | 3,076,836.84 |
2022/9/1 | -281,230 | 2,795,606.79 |
2022/10/1 | -859 | 2,794,747.36 |
2022/11/1 | 228,489 | 3,023,235.92 |
2022/12/1 | -679,639 | 2,343,596.95 |
2023/1/1 | -170,201 | 2,173,396.03 |
2023/2/1 | 827,625 | 3,001,021.41 |
2023/3/1 | 212,261 | 3,213,282.04 |
2023/4/1 | 559,667 | 3,772,949.31 |
2023/5/1 | 140,800 | 3,913,749.78 |
平均 | -123,398 |
(2)毎週つみたて価格差
毎週単位の場合、1〜10万円単位で価格が動き、平均で約20,000円です。
週によっては振れ幅が10万円を超えます。(以下表5、図2参照)
毎週価格差とは、週単位での価格変化の指標です。
例えば、2022年6月第1週の価格が300円、2022年6月第2週の価格が700円の場合、差額400円が毎週価格差です。

年月 | 毎週価格差(月平均) |
---|---|
2022年5月 | -299,278 |
2022年6月 | -197,526 |
2022年7月 | 48,190 |
2022年8月 | -104,491 |
2022年9月 | 5,013 |
2022年10月 | 70,267 |
2022年11月 | -188,098 |
2022年12月 | -27,666 |
2023年1月 | 217,306 |
2023年2月 | 32,748 |
2023年3月 | 119,962 |
2023年4月 | 52,950 |
毎月平均 | -22,552 |
(3)毎日つみたて価格差
毎日単位の場合は、1万円単位での変動にとどまっており、平均で約3,000円です。
振れ幅も±25万円前後には収まっています。(以下表6、図3参照)
なお毎日価格差とは、日単位での価格変化の指標です。
例えば、2023/1/1の価格が200円、2023/1/2の価格が600円の場合の差額400円が毎日価格差です。

年月 | 毎日価格差(月平均) |
---|---|
2022年5月 | 30,323 |
2022年6月 | 49,097 |
2022年7月 | -18,658 |
2022年8月 | 11,447 |
2022年9月 | 850 |
2022年10月 | -8,717 |
2022年11月 | 24,450 |
2022年12月 | 5,545 |
2023年1月 | -26,277 |
2023年2月 | -7,713 |
2023年3月 | -16,786 |
2023年4月 | -8,664 |
毎月平均 | 2,908 |
(4)検証結果
積立頻度による価格変動リスクを検証した結果、毎日積立が一番差額が低くなりました。
また毎週毎月と積立頻度が少なくなるほど、価格の振れ幅が大きくなる傾向にあります。(以下表7参照)
年月 | 毎月価格差 | 毎週価格差(月平均) | 毎日価格差(月平均) |
---|---|---|---|
2022年5月 | -595,705 | -299,278 | 30,323 |
2022年6月 | -834,700 | -197,526 | 49,097 |
2022年7月 | -1,492,085 | 48,190 | -18,658 |
2022年8月 | 481,404 | -104,491 | 11,447 |
2022年9月 | -281,230 | 5,013 | 850 |
2022年10月 | -859 | 70,267 | -8,717 |
2022年11月 | 228,489 | -188,098 | 24,450 |
2022年12月 | -679,639 | -27,666 | 5,545 |
2023年1月 | -170,201 | 217,306 | -26,277 |
2023年2月 | 827,625 | 32,748 | -7,713 |
2023年3月 | 212,261 | 119,962 | -16,786 |
2023年4月 | 559,667 | 52,950 | -8,664 |
平均 | -123,398 | -22,552 | 2,908 |
とはいえ、毎月単位の方が価格変動が大きいため多くの利益を得られて良いのではと思うかもしれません。
確かにリスクとリターンは表裏一体なので、安いときに買って高いときに売れば変動が大きい方がリターンは増えるでしょう。
しかし、積立投資の場合は、目先の利益よりもリスクを抑えて長く続けることが重要です。
そのため、初心者には価格変動によるリスクが抑えられる毎日つみたてをおすすめします。
ビットコイン参考価格(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)
https://jvcea.or.jp/about/refer_rate/
>>【もう遅い?】これから仮想通貨を始めるべき3つの理由を解説|まだ間に合う!
【まとめ】bitFlyerかんたん積立の設定方法

- bitFlyerかんたん積立の設定手順(3ステップ)
- アカウント開設
- 積立内容の設定
- 日本円の入金
bitFlyerかんたん積立は毎日1円から始められるため、非常にハードルが低く初心者にも優しいサービスです。
手軽に仮想通貨投資を始めるのに最適といえます。
一度設定すれば自動で仮想通貨を増やせるため、自分で仮想通貨を売買するのが面倒な方にも便利です。
将来の資産として仮想通貨を増やしておきたい方は、ぜひビットフライヤーの積立サービスを利用してみてください。
今回は以上となります。ありがとうございました。
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